◆塗装の違い(オイルとウレタン)◆
- 2019年07月29日
- 実験
長きにわたりお客様からご愛顧いただいている当社の看板商品『ダーラナパイン』は、そのやわらかさやあたたかさから住宅だけでなく、幼稚園保育園などでも採用いただいております。
当社では無垢材の呼吸を妨げないオイル塗装と無塗装を揃えておりますが、わんぱくな園児が走り回る園舎では、汚れが付きにくいウレタン塗装が好まれます。仮に汚れても簡単な掃除で汚れを落とすことができます。
ということで今回、オイルとウレタンの汚れ具合を実験してみました。
使った塗料はこちら↓
<オイル:WOCA インテリアオイルナチュラル> <ウレタン:和信化学工業 ウレタンカラーニス>
より過酷な状況で実験するため、土足の環境で雨の日も風の日も毎日踏まれること2カ月間・・・
【実験前】
【実験後】(下半分・名前部分はソープで拭き取り)
その差は一目瞭然。
塗膜を作るウレタン塗装は汚れはしたものの、専用のナチュラルソープを吹き付けて拭き取ることでキレイな木目が復活しました。一方のオイルは汚れが残ってしまいました。
ダーラナパインはあくまで室内用なので、このような使い方はしないでくださいね。
なお、汚れた表面を削ることができる無垢フローリングは、紙やすりで表面を削ることで新品の表面を復元することができます。これも無垢材の特長ですね。
フローリングの素材、塗装を選ぶ際の参考にしてみてください。
(下部表面研磨後)
今回は少し乱暴な方法での実験となりましたが、
塗装に関する記事は、今後も継続して掲載してまいります。
次回は「オイルの良さ」をご紹介させていただく予定です!
ご期待ください!
記事:照内
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