大和屋株式会社 > ◆コラム:フローリング カビ実験
ビンの中に同じ大きさに切った端材と食パンを入れ、
常温の状態で食パンにカビができるのかを実験しました。
●比較した材料

左の2つはいわゆる「新建材」と呼ばれる、
木目がプリントされたシートを板に貼ったものや木を薄くスライスした板を張り合わせたもの。
右の3つは「無垢材」で、1つの木から挽いた板のことを指し、100%自然素材の材料です。
新建材と無垢材、あるいは樹種によって結果に差が出るのでしょうか?
【1日目】

【10日後】


クッションフロアに小さなカビが発生しました。
ダーラナパイン、オーク、杉にカビはありません。
【30日後】

カラーフロアとクッションフロアはカビでレーズンパンのようになっていますが、
無垢材にカビは発生しませんでした。

実は無垢の木には、
「フィトンチッド」
という成分が含まれていて、カビやダニの繁殖を抑えたり、空気を浄化・清浄する効果があります!
さらに、無垢の木には湿気を調整する効果もあるのです!
今回の実験結果は、無垢材の上記の効果が影響したと考えられます。
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大和屋ショールームWooD LaB.では、今回の実験結果を展示しています。
他にも実験を行っていますので、ご覧になりたい方はお気軽にお問い合わせください。
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