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大和屋木製玄関引き戸 ストーリー




日本ならではの「引き戸文化」


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「いってきます」 「ただいま」 「いらっしゃい」。


玄関はいつもわたしたちの暮らしに寄り添い、あなたや大切なひとを温かく迎え入れてくれます。

そして、あなたの記憶のなかにある懐かしい暮らしの玄関には、「引き戸」が佇んでいるのではないでしょうか。


そう、玄関引き戸は古来より、日本ならではの住まい方と共にありました。

しかし高度成長・欧米化の波のなかで、いつしか「引き戸」の文化は忘れ去られていきました。






今だからこそ実現できた世界基準の性能




なぜ、引き戸が忘れ去られてしまったのか。

その原因の一つに「性能」がありました。



地球環境とわたしたちの快適な暮らしのために、住まいそのものの性能は必要不可欠。

その大切な性能とは、主に


「断熱性能(熱の伝わりにくさ)」 と 「気密性能(すき間の小ささ)」。


一方、引き戸の一番の欠点はその性能にありました。

特に気密性能の点で、玄関ドアと比べて大きく劣っていたのです。



しかし、住宅性能の分野で世界をリードし続けるドイツで生まれた

ある部品が、この問題を払拭してくれました。



それが 「HEBE-SCHIEBE(ヘーベシーベ)」 です。



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ドイツ語でHEBEとは「持ち上げる」、SCHIEBEとは「スライドする」。


開閉するときだけ扉を持ち上げ、扉を閉めているときのすき間を圧倒的に小さくするこのシステムにより、

引き戸でも、玄関ドアにまったく引けを取らない高い気密性能を実現することができたのです。


まさに「日本の文化」と「世界基準の性能」が手を結んだ瞬間でした。








木とともに育ち、木とともに生きる。




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わたしたち日本人はかつて木に親しみ、木に囲まれた暮らしをしていました。


しかし大量消費の時代のなか、家も大量生産され、

使われる材料も生産効率とコスト重視の、

メンテナンスの手もかからない工業品へとシフトしていきました。



住まいはどこか味気ない、冷たい感覚さえ覚える空間になっていったのです。



工業品とは異なり、木は動き、曲がり、ときに割れ、そして年月を経て色が変わります。

しかしそれを経年「劣化」とはいいません。それは美しい変化、経年「美化」だからです。



確かに、お手入れなど手はかかります。

しかし、手をかけた分だけわいてくる「愛着」と、年月とともに育まれていく「味わい」こそが、

木とともに暮らすことで得ることのできる、一番大きな価値なのです。



その価値を、もう一度思い出してほしい。

日本の暮らしに木のぬくもりを届けたい。



そんな思いを込めて、大和屋木製玄関引き戸は誕生しました。




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