◆木のはなし◆ クリスマスツリー「もみの木」


日本でクリスマスにツリーが使われるようになったのは

1860年が最初だと言われています。


日本では、ウラジロモミ、ホンモミ、ドイツトウヒが使われることが多く、

ヨーロッパではヨーロッパモミを主流にコーカサスモミなどが有名です。

 

「もみの木」はマツ科の種類に属し、

本州の中南部から四国、九州、屋久島に分布しています。

 

「もみの木」は、グリーンの葉を落とさない常緑針葉樹(エバーグリーン)で、

マツ科モミ属の全ての木としては約40種類存在します。

「もみの木」の成木は、高さが15m~45mにもなる大きく成長する迫力のある樹木です。

葉の緑と白のコントラストが美しく、

全体的に光沢のある「銀」のような輝きに見え、

美しい円錐状の樹形になるため、

クリスマスツリーとして好んで使われるようになりました。

 

アルプスの少女ハイジに出てくる「アルムのモミの木」は、

この「ドイツトウヒ(アカモミ)」がモデルになっています。

 

ヨーロッパでは、「もみの木は病気を治す力がある」という言い伝えがあり、

冬でも葉が落ちないことから「永遠の命」と言われています。

 

また「物を腐りにくくする効果」「消臭効果」があることから、

冬になると「もみの木」を家に中に入れるようになり、

クリスマスツリーとして浸透してきました。

 

皆さんもクリスマスツリーを飾り

もみの木の不思議なパワーをもらって、

楽しくクリスマスをお過ごしください。

 

メリークリスマス!!

 

記事:野本

 

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