◆木のはなし◆ クリスマスツリー「もみの木」
- 2018年12月03日
- 木のはなし
日本でクリスマスにツリーが使われるようになったのは
1860年が最初だと言われています。
日本では、ウラジロモミ、ホンモミ、ドイツトウヒが使われることが多く、
ヨーロッパではヨーロッパモミを主流にコーカサスモミなどが有名です。
「もみの木」はマツ科の種類に属し、
本州の中南部から四国、九州、屋久島に分布しています。
「もみの木」は、グリーンの葉を落とさない常緑針葉樹(エバーグリーン)で、
マツ科モミ属の全ての木としては約40種類存在します。
「もみの木」の成木は、高さが15m~45mにもなる大きく成長する迫力のある樹木です。
葉の緑と白のコントラストが美しく、
全体的に光沢のある「銀」のような輝きに見え、
美しい円錐状の樹形になるため、
クリスマスツリーとして好んで使われるようになりました。
アルプスの少女ハイジに出てくる「アルムのモミの木」は、
この「ドイツトウヒ(アカモミ)」がモデルになっています。
ヨーロッパでは、「もみの木は病気を治す力がある」という言い伝えがあり、
冬でも葉が落ちないことから「永遠の命」と言われています。
また「物を腐りにくくする効果」や「消臭効果」があることから、
冬になると「もみの木」を家に中に入れるようになり、
クリスマスツリーとして浸透してきました。
皆さんもクリスマスツリーを飾り
もみの木の不思議なパワーをもらって、
楽しくクリスマスをお過ごしください。
メリークリスマス!!
記事:野本
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