大掃除での間違いにご注意


こんにちは。
今年も残すところ1営業日となり、挨拶回りならぬ大掃除回りをしている宮崎です。

本日は弊社で運営しているマンションサンハイツ大和第一1階にある、
家具展示スペースのメンテナンスを行ってきました。


オークテーブル01
チェア01の他に、ダーラナホースも展示しています。

熊谷駅から延びる大通りに面しており、東に開けた日当たり抜群の物件ですが、
自然素材にとっては過酷な条件。
小物やランチョンマットの形に綺麗に日焼けしてしまいました。


こんな時には、オイルでうるおいを補充します。
日焼けムラを誤魔化したい場合は、カラーオイルを。
パインの場合は黄色味がかったブランディー色、オークの場合はライトブラウン色
ウォルナット色がおすすめです。

ご注意いただきたいのが、オイルを塗装するのに使用する布。
テーブルくらいの範囲であれば、Tシャツの切れ端などに染み込ませて塗り込むと便利ですが、

決してゴミ箱にそのまま捨てないでください!

オイルが酸化して熱を持ち、自然発火する可能性があります。
捨てる際は、ビニール袋に詰めてひたひたになるまで水を入れ、口をしっかり縛って密閉した上で
燃えるゴミとして捨ててください。

 

オイルの間違いでたまにあるのが、玄関ドア用のメンテナンスオイル。
こちらは表面の木部専用のオイルですので、

決して鍵穴の潤滑油として使用しないでください!

住宅用の鍵穴は油でツルツル滑らせるのではなく、
乾いたパウダーでさらさら滑らせるタイプ。
鍵が回りにくいからといって油を注すと、逆にほこりが油で固まってしまう恐れがあります。

鍵穴のメンテナンスは、掃除機でゴミを吸い出し、
市販の鍵穴用と明記してある潤滑剤を、少量スプレーしてください。

(参考:美和ロック様)


年末の大掃除で正しいメンテナンスを行い、
すがすがしい新年をお迎えください。