もうすぐ伐採現場見学ツアーです


日米野球が終わってしまい、少々さみしい宮崎です。                            今年の最年少出場選手は、日本ハムファイターズの大谷選手と、阪神タイガースの藤波投手。  お二人はインタビューで、「子供の頃からWBC(ワールドベースボールクラシック)を見て育ったので、代表に選ばれることをとても誇りに思う」と話していました。WBCが始まったのはごく最近の様な気分でいたのですが、初開催から早9年。着実に日本の野球文化に根付いていたのですね。

さて、WBCと同じく、ごく最近始まったつもりでいたら、早くも3年目を迎え、イノス埼玉支部のイベントの一員に定着したイベント『きこりツアー』の開催が今週末に迫ってまいりました。

内容は、木の伐採から製材、乾燥、検品と、製品になるまでの流れを1日かけて見て回るバスツアーとなっています。一番の見どころはやはり、木が伐られる様子を目の前で見られる伐採現場。 昨年の現場も左写真の通り目の前でしたが、今年も最高の立地条件をご用意することができました(右写真:下見の様子)。

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また、丸太は製材され柱に近くなっていくにつれて、当然サイズは小さくなってゆきます。     105ミリ角の柱を1本作るのには、下の写真のサイズ(胸高直径約20cmでした)の丸太が必要となります。樹高は20m前後。先端は細くなっていますので柱は採れません。とすると、4mの柱は1本の樹木から2~3本しか採れないことのなります。                                参加されたお客様からも、「そこまで貴重なものだとは思っていなかった。あらためて家を大切にしようと思った」とのお声をいただきました。

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今回は『イノスグループ埼玉支部のイベント』という形で開催しており、一般のお客様・工務店さまはお招きしておりませんが、大変勉強になるイベントであると自負しています。木に関わる業者として、何らかの形で多くの皆様と広く勉強できる機会を作りたいものです。