デッキのメンテナンス
- 2015年11月16日
- お知らせ
こんにちは。毎年苦しむ年賀状の季節がやってきました。ハガキは届いたもののパソコンが壊れてどうやって作ろうか悩み中の榊原です。
でも、両面印刷だけはしたくない!と変な意地があるので頑張ります。
さて、先日弊社の敷地内で行っているデッキ材の経年変化についての実験コーナーのメンテナンスを行いました。
写真奥から、ラーチリブ、ラーチかまぼこ、レッドシダー、サーモアッシュ20mm、サーモアッシュ実つき、サーモアッシュ25mm(全て無塗装)を施工してあります。
材種や厚み、表面加工の違いによって経年変化が異なるかを調べています。
もともと茶色や茶褐色だったデッキも、すっかりシルバーグレイです。
サンドペーパーの粗い目のもので表面を擦る(結構力を入れています)と、元々の色が現れてきます。頑張ればこのように元の色に近い色が出てきますが、デッキ面全体を擦り落とすのは、かなり重労働になりそうです。
表面をデッキブラシで掃除した後に乾かしてから、メンテナンスオイルを塗る方が現実的かもしれません。
屋外で雨ざらしな状態ですので、所々に苔が生えています。
擦っていくと苔の青々しい香りが漂います。
段々表面の緑が落ちていきます。
まるで抹茶ラテのようなグリーンのクリーミーな泡立ちです。
人間は具合が悪いと休んだり薬を飲んだり病院に行ったりできますが、
我々の身の回りにある『モノ』は、日々黙って人間の使われるままになっています。
日々のメンテナンスなしに、「もう壊れた!」などとついつい言いがちです。
モノがあるから我々人間が快適に暮らせていると、いう感謝の気持ちを時々は持ってあげてメンテナンスをしてあげたいものですね。