オリジナル木製玄関ドアが完成しました!


こんにちは。最近、コンビニで販売しているドーナツにハマっている榊原です。某ドーナツ店と同じ価格でもコンビニのドーナツだし・・・と思って食べたら、すごく美味しいですね。外回りの際に、ついつい食べてしまいます。

 

さて、弊社の取り扱っている木製玄関ドアの中で、表面材の仕上げを敢えてしないままの状態の
T-0サーフェスレスという商品があります。このドアは、表面にサイディング材やデッキ材を好きな形に加工したものを張り合わせて、自由なデザインを作り出せるまさにオリジナルの玄関ドアです。

 

先日、お客様より通常デッキ材に使っているサーモアッシュデッキを表面材の仕上げに使いたいというご要望がありましたので、弊社にて建具職人さんと、私見習い建具職人!?で製作を行いました。

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商品の最前面は、HDFです。

この上に、サーモアッシュデッキを張り合わせていきます。

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色や節の具合を見て並びの見た目がいいように、仮並べをして寸法を測って裁断していきます。

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もともとこのサーモアッシュデッキは金属のクリップを挟み込んで施工するのと、デッキでは水捌けのいいように隙間を開けます。しかし、玄関ドアに張る場合は雨がしみこまないよう突きつけにするため、実(さね)が必要になります。

同じデッキ材を薄く裂いて実も作っていきます。

表面材を真鍮スクリュー釘で止めて、張り上げは終了です。

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最後に、キーシリンダーとドアノブの丸い穴も下地のHDFに合わせてくり抜きます。

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あとは、キーシリンダーとドアノブをはめ込んで・・・

できあがりがこれです。

大和屋木製玄関ドアにも、レッドシダーの縦張り型のレクサンドC87という商品もありますが、それとはまた色味も雰囲気も違った仕上がりになりました。

もともとラインアップにあるものから選ぶのも、どれにしようかなと悩む楽しさがありますが、家の顔となる玄関ドアにはオリジナル仕様で作るというのもまた特別な満足感を感じることができると思います。

表面材や色柄などにつきましても、お気軽にご相談くださいませ。