Column木とともに、人とともに。

2020年11月02日

天然木について ④お手入れ

⽊は呼吸をし、⽣きています。


⽊材を使ったフローリングも同様に⽣きておりますので、その特徴を活かしたお⼿⼊れが必要です。


上⼿にお付き合いいただき、⾃然素材ならではの経年美をお楽しみいただくためにも、

今回は無垢フローリング(オイル塗装の場合)のお手入れ方法についてご紹介します。

お手入れ時に注意すること

・⽔などをこぼすと染みになる可能性がありますので、すぐに拭き取ってください。

市販の床⽤クリーナー、ワックス等は⽩濁やシミになる可能性があります。必ず無垢フローリング⽤の表⾯仕上げに合ったものを選び、⽬⽴たない場所で試した後にお使いください。

・無塗装、オイル塗装、ウレタン塗装など、塗装の種類や仕上げによってお⼿⼊れ⽅法が異なります今回は、「オイル塗装向け」のお⼿⼊れ⽅法を紹介しております。仕上げがわからない場合は、施⼯店さんに確認をしてください。

・部分的に汚れを落とすと、汚れを落としていない場所ときれいになった場所の差が⽬⽴ちますので、全体にソープや研磨をかけることをお勧めします。

⽇常のお⼿⼊れ

表⾯のほこりを掃除機などで除去し、きれいな雑⼱で乾拭きをしてください。⽔拭きや化学薬品を含むお掃除シートなどは、⽑⽻⽴ち、シミの原因になりますので避けてください。⽔拭きをされる場合は、雑⼱を硬く絞って⾏ってください。

3〜6 ヶ⽉毎のお⼿⼊れ

無垢フローリング専⽤の『大和屋インテリアソープ』でメンテナンスをすると、美しい状態が⻑く保てます。汚れを落とすだけでなく、ツヤと滑らかさを与え、汚れが付きにくくなる保護効果もあります。

汚れが落ちないとき

硬く絞った⽔拭きや、ソープでも落ちない汚れは、『大和屋インテリアクリーナー』を使って汚れを除去します。クリーナーは塗装やワックスも除去しますので、施⼯後はソープやオイルで仕上げることをおすすめします。

汚れ具合に応じて、インテリアソープやインテリアクリーナーを使い分けてお手入れを行ってください。インテリアクリーナーを使用した場合は、ソープやオイルで仕上げをしてください。

(写真:インテリアクリーナー)

クリーナーでも落ちない汚れには

クリーナーでも落ちない場合は、100 番の⽬の粗いサンドペーパーで汚れを削り取った後、240〜400番のペーパーで表⾯を仕上げ研磨してください。仕上げの後、固く絞った雑⼱で⽊粉を拭き取ります。塗装⾯を削った場合は、再塗装を⾏ってください。

油性汚れには

クレヨンなどの油性の汚れには、薄めた中性洗剤や除光液で汚れを溶かし出し、拭き取ります。研磨剤⼊りのメラミン系のスポンジでこすると、より汚れが落ちやすくなります。いずれの場合も、必ず⽬⽴たない場所で試し塗りをし、シミや⽩濁などが⽣じないことを確認してから⾏ってください。

再塗装

年に1回程、仕上げと同⼀の塗料で再塗装を⾏っていただくと、美しい状態が⻑く保てます。定期的に再塗装を⾏っていただくことで、汚れが付きにくくなります。

フローリングの⾊を変えたいとき

無垢フローリング専⽤のインテリアオイルを塗装します。カラーフロア⽤のワックスなどはテカリ、ベタつきの原因となりますので、使⽤しないでください。また、塗装してある⾯に他の⾊をのせる場合は、必ず試し塗りを⾏ってください。オイルの塗装を⾏う際は、室温が5 度以下の時や、⾬天で湿度が極端に⾼いときは避けてください。床⾯が⽩くなったり、床がオイルをはじく可能性があります。

こんな時は?

⽑⽻⽴ちが⽣じたとき

ソープやオイルを施⼯すると、樹種によっては表⾯が⽑⽻⽴つことがあります。特にオークやメープルなどの広葉樹は、⽔拭きだけでも⽑⽻⽴つことがあります。⽑⽻⽴ちが⽬⽴つ場合は、オイルなどのお⼿⼊れ後に、240 番のサンドペーパーで⽑⽻⽴ちを取り除き、400 番のサンドペーパーで研磨仕上げをして、固く絞った雑⼱で⽊粉を拭き取って下さい。

ささくれ・軽微な割れが⽣じたとき

節周りはささくれや割れが起きやすいです。100 番の⽬の粗いサンドペーパーで気になる部分を削り、240〜400 番のペーパーで表⾯を仕上げ研磨してください。その後、オイルで仕上げてください。

キズやへこみキズができたとき

軽度のキズやへこみであれば、凹んだ部分にアイロンのスチームをあてると、⽊の繊維の復元⼒により修復することができます。この際、アイロンが床に直接接しないようご注意ください。

無垢材は定期的なお手入れが必要になりますが、その分、使っていくほどに味わいと愛着を感じられるのも魅力のひとつです。

お手入れをするほど美しい木の状態を保つこともできますので、ぜひお手入れを続けてみて下さいね。