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2022年08月10日
この記事では、木材の更なる活用のため新たに導入したCNCルーターについてご紹介します。
CNCルーターとは、Computer Numerical Routerの略語で、コンピューターによる数値制御された切断機です。 加工できるものは主に木材やプラスチックなど。大和屋で使っているCNCルーターはShopBotという機械で、木材の加工を主に使用しています。
この機械で何ができるのかというと、CADで作成したデータの通りに、木材をカットしたり溝を彫ったり、穴が掘れたりします。早く正確に加工できるのが特徴です。
また、データの通りに加工できますので、人の手で作るにはものすごく手間と時間がかかる曲線のカットも簡単です。
コンピューターで制御されているため、正確にかつスピーディーに加工することが可能です。
ビットと呼ばれる刃物を付け替えることで、輪郭加工、2D・3D切削、穴あけ加工など様々な加工ができます。
特に、手では難しいR加工を得意としています。
まずはCADで加工するデータを作成します。
DXFファイルに変換できれば、JWWでもAUTOCADでもイラストレーターでもOKです。次に専用のCADソフトを使用し、先ほど作成したデータに加工する板のサイズ(巾、長さ、厚み)や刃物の種類、加工方法(切るのか彫るのか)などのデータを入れ込んでいきます。
データが作成できたら、いよいよ加工開始です。
専用のパソコンを使って、CNCルーターにデータを送ります。
そうすると、ビット(刃物)が高速回転し、データの通りに板をカットしていきます。
ビットを変えれば、細かい文字を彫ったりすることもできます。
バリが出るので、最後にトリマーなどで仕上げて完成です。
まずは必要なパーツを作ります
アップにしても綺麗に加工されています
パーツを組み合わせれば、PCスタンドが完成!CNCルーターは簡単に正確に加工できるということもあり、このようにパーツを作って組み合わせて立体的な家具やオブジェを作ることもできます。
手では難しいR加工を得意としているCNCルーター。その特徴を活かして初めてつくった試作品が、こちらの組み立て式テーブルです。真ん中の部分は椅子にもなります。
ちなみにこちらは、社員向けアイデア募集コンペで1位を獲得した作品です。
くり抜いた板材を見ると…、まさに「木製のプラモデル」!
CADソフト上で、作図から部材の配置まで指定できるため、木材を無駄なく使うことができます。
こちらは大きなサイズのダーラナホース
綺麗にくり抜くことができるので、くり抜いた側の型も活用できます
こちらはダーラナホースを三層板でくり抜いて作成しました。1つの作品をつくる場合に、ShopBotでは同じデータでたくさん複製することができます。これもNCルーターならではの強みです。
板材に文字を彫り込んだり
丸みのあるフォントでも綺麗に切り抜くことができます
コンピュータを使い精度の高い作品を、多く作ることを可能にしてくれるCNCルーター。
細かな作業も得意なため、端材を有効に活用することにも長けています。
木材の可能性をさらに広げてくれるCNCルーター、今後もその活躍に期待です。
CNCルーターのご見学を希望される方は、
下記、「CNCルーターの見学を予約する」より【CNCルーター見学希望】とご記入下さい。
※事前予約制となっております。
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